どうも、ひだりゅーです。
いきなりですが、皆さん「バベルの塔」ってご存知でしょうか?
知らない方のために旧約聖書から引用してきました↓
ギュスターヴ・ドレ『言語の混乱』ー出典:Wikipedia
全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。主はそこから全ての地に人を散らされたので。彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。
— 「創世記」11章1-9節
そんなこんなで、元々は1つの共通言語を持っていたはずの人類は、いまや5000種類を超えるバラバラの言語を話しています。
今回は、その中でも母国話者(ネイティブスピーカー)の多い言語をバベルの塔が書かれている11章に合わせてベスト11、及びその言語での「はじめまして」を紹介していきます。
では、どうぞ。
母国話者数の多いランキング
第11位 フランス語
「Comment faites-vous」
【母国話者】7200万~1億3000万人(資料により差異がある)
【公用語】フランス、スイス、ベルギー、マダガスカル...その他多数
世界で2番目に多くの国・地域で使用されている言語で29カ国で公用語になっています。
総話者数は2億人以上とされています。
第10位 ドイツ語
「Guten Tag」
【母国話者】1億3000万人
【公用語】ドイツ、オーストリア、ベルギー、イタリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ハンガリー、スイス、ナミビア。
ウェブページ数においては全サイトのうち約6パーセントがドイツ語のページであり、英語に次ぐ第2位の量となっています。
第9位 日本語
「はじめまして」
【母国話者】1億3400万人
【公用語】日本、パラオのアンガウル州(州憲法で定められているが、実際に公用語としては通用していない)
我らが日本語であります。
実は、世界でもトップ10に入るくらい話す人が多い言葉だったんですね!
第8位 ロシア語
出典:リュウマの遺言
「Как вы это делаете」
【母国話者】1億8000万人
【公用語】ロシア、アブハジア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン、沿ドニエストル共和国
第二言語の話者数も含めると世界で4番目に多い。総話者は約2億7000万人。
第7位 ポルトガル語
「como você faz」
【母国話者】2億1500万人
【公用語】ポルトガル、ブラジル、マカオ、モザンビーク...その他多数
日本では最初に伝播したヨーロッパの言語であり、大航海時代のポルトガル海上帝国の成長とともにアジア・アフリカ地域に広まっていきました。
第6位 ベンガル語
「আপনি কি কেমন」
【母国話者】2億2000万人
【公用語】バングラデシュ、インド
バングラディッシュの国語。
インド西部でも話者が多数存在する模様。
第5位 アラビア語
「كيف يمكنك أن تفعل」
【母国話者】2億3000万人
【公用語】エジプト、イラク、サウジアラビア、アルジェリア...その他多数
世界で3番目に多くの国と地域で使用されている言語(27ヵ国)であり、主に西アジアや北アフリカのアラブ世界で話されています。
第4位 スペイン語
「¿Cómo se hace」
【母国話者】4億2000万人
【公用語】スペイン、アルゼンチン、メキシコ、チリ...その他多数
インターネットにおいては、利用者全体の約8%がスペイン語を使用しており、英語(約27%)と中国語(約23%)に次ぐ第三の言語となっています。
第3位 ヒンディー語
「आप कैसे करते हैं」
【母国話者】4億9000万人
【公用語】インド、フィジー
ヒンドゥーでは無く、ヒンディーです。
インドで最も多くの人に話されています。
「ヒンディー」自体が言語という意味なので、正確に翻訳すると「言語語」となってしまいます。
第2位 英語
出典:新華網
「Nice to meet you.」
【母国話者】5億3000万人
【公用語】イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア...その他多数
61ヵ国で公用語とされています。
これは、全国際連盟加盟国の約30%という計算になります。
第1位 中国語
「你好」
【母国話者】 約13億7000万人。
【公用語】 中華人民共和国、中華民国 (台湾)、香港、マカオ、シンガポール
全世界の5人に1人が中国語のネイティブスピーカーという計算になります。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
以上が、母国話者の多い言語のランキングとなります。
個人的に調べてて面白かったのが、日本語がベスト10にランクインしていたことと見知らぬベンガル語が飛び出してきたことですね。
ではでは、またお会いしましょう...
by.ひだりゅー
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