どうも、先日某イケメンと写真を撮り、この世に産まれ出たことを恥じたくなった男こと、ひだりゅー(@dakahi3776)です。
さて、まずはこのツイートを見て頂きたい↓
オコゼはキレていい pic.twitter.com/Q3xiGaiARu
— まさや (@tyokokorone__) 2018年2月10日
山の女神を喜ばすためにオコゼを笑い飛ばす200年以上続く祭り
↑ちょっと何言ってるかわかんないですね。
「山」の女神なのに「海」産物のオコゼと結びつくのか一切わかんないし、なんで喜ぶのかも意味不明すぎ。
と、いうわけでこの奇祭について調べてみました。
オコゼとは?
<画像>Wikipedia
普通は背びれに猛毒をもち、押しつぶされたような顔のオニオコゼを指します。
漁業者や釣り人に嫌われ物のハオコゼなどを指すことも。
全長30cm近くになり、白身で脂肪が少なく淡白。
活造り、唐揚げ・吸い物など、オコゼ料理が看板になるほど美味で一般に高級魚として扱われています。
なんでオコゼで女神が喜ぶの?
山の女神はブサイクなうえ嫉妬深い性格であると言い伝えが残されています。
そのため、自分より醜いものがあれば喜ぶとして、和歌山県南部では顔が醜いオコゼを山の神に供える習慣が今もなお残されています。
・・・ひどい神様だ(唖然)
この伝承は様々な地域に残されており、
南方熊楠の随筆「山神オコゼ魚を好むということ」によると
・和歌山県南部では、山奥で木を伐採したが川の水量が少なくて運べなかったとき、オコゼを奉ると大雨が降って運べるようになったという。
・日向地方(現在の宮崎県)では、漁師が懐にオコゼを隠し持ち、「これを差し上げるのでイノシシを出してほしい」と願うと取れる。
との言い伝えが残されているそうです。
また、1981年10月31日にまんが日本昔ばなしで「オコゼと山の神」が放送された際には、出典は「山口県」とされていました。
コイもキレていい
日本は広い!
こんな珍景も世の中にはあるそうです↓
コイもキレていい pic.twitter.com/lfn2TocNQA
— るせら (@_ssvsm) 2018年2月10日
これは富山県砺波市庄川町金屋の庄川水記念公園で毎年1月7日に執り行われる「厄払い鯉の放流」という奇祭です。
その起源は江戸時代の1816年(文化13年)に行われた金屋神明宮の遷宮祭まで遡ります。
昔から「神の化身、庄川の主」とされていた鯉を神饌(お供え物のこと)として供えた際、長時間の神事が終了してもまだ鯉が生きていました。
そこで、この鯉の生命力にあやかるとともに身の厄を託し、御神酒を飲ませて庄川に放流したのが起源とされています。
いくら生命力があるとはいえ、鯉も流石に酔っ払うらしく、少し泳ぎがおぼつかないそうな。
これ、酒飲みのおじさんで代用出来ないかな?w
終わりに
というわけで、世の中には色々な奇祭があるんだなぁ~と改めて思いました。
他にも諏訪大社では冬眠しているカエルを串刺しにして、奉納する神事があるそうな。ひぇ~
さて、世の中の人々にブサイク扱いされているカサゴ君。
キミはマジでキレていい。
by.ひだりゅー
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